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Mac の FTP クライアント

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macOS 用の FTP クライアントは他にもいくつかあるようだが、Linux でも共通して使えるので、 FileZilla にした。 Linux から macOS への設定データの移行は、Linux 側からエクスポートした FileZilla.xml を Mac 側の FileZilla でインポートするだけ。 .DS_Store を無視する .DS_Store を無視するためには、表示 > ディレクトリ リストのフィルタリングを開いて、フィルター ルールの編集を開き、Useless Explorer files の設定に .DS_Store を追加するとよい。 設定を追加したら、元の画面に戻って、左側のローカルフィルターの Useless Explorer files をオン(✅)にするだけ。これで一々、サーバーに .DS_Store をコピーして送ってしまうことに悩まされなくなる。

sudo のパスワード入力を省略できるようにする

OpenVPN で、接続確立後に自動で NFS をマウントし、接続切断時(直前)に NFS をアンマウントするシェルスクリプトを使おうと思った。ところが、mount / umount には root 権限が必要なので、通常では sudo するのにパスワード入力が求められてしまう。 色々調べた結果、/etc/sudoers という設定ファイルによって制御が可能であり、さらに sudoers を編集するのには危険が伴うので、visudo を通じて編集するのが常識的だということがわかった。 macOS / Linux のいずれにおいても、基本的には %admin ALL=(ALL) ALL となっている部分を %admin ALL=(ALL) NOPASSWD:ALL とすればよい。これは管理者グループに所属するユーザーを対象に、sudo コマンドの実行時にパスワードを不要とする設定である。(また、このようにグループの設定からアプローチするやり方ではなく、個々のユーザー単位で同様の設定をするアプローチでも可能である) 注 1:エントリーの順番 Mac では root と %admin しか元々エントリーがなかったので、気にする必要はなかったが、Linux(Ubuntu GNOME 16.04LTS)では root / %admin / %sudo となっていて、グループのエントリーが %admin と %sudo の 2 種類あった。この状態で %admin のエントリーを NOPASSWD にしても %sudo のエントリーで上書きされてしまうので、エントリーの順序を入れ替えて、%sudo の後に %admin のエントリーが来るように編集しなければならない。 注 2:Ubuntu GNOME 16.04LTS での管理者グループ ID Ubuntu GNOME 16.04LTS では管理者グループの ID が admin ではなく、 adm であった。にもかかわらず、sudoer のエントリーは %admin となっていたため、%adm と修正する必要があった。 注 3:visudo visudo はその名の通り、vi がベースになっているので、操作がよくわからない場合は vi の情報を調べてみるとよい。

VPN 環境の OpenVPN 化

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Mac をいじり出して、iCloud を軸にした標準アプリの設計思想が非常に気に入ってしまった。一般のユーザー視点なら無料 5GB で十分である。 ところが、Mac をメイン機とするならば、僕の場合、エンジニア(プログラマー)的側面も、一般ユーザーとしての立場に加えて必要になってくる。外にも持ち歩く MacBook に、開発中のデータが入っているのは非常にリスクが高いから、データの保管場所が MacBook の実機に依存するのは避けたい。だが、アプリを開発するためのプロジェクトファイルを iCloud ドライブにぶち込んでしまうと、どうやってもすぐに無料で利用できる 5GB の限界に達してしまう。かといって課金までして iCloud を増量したいとも思わない。 となると、せっかく実家で運用している QNAP 製の NAS があるので、それを使って iCloud のような運用ができないかと考えた。これまではデータを随時バックアップするという用途に NAS を使っていたのだが、クラウド的に、データ本体を常に NAS 側に置いておいて、それを端末側で参照するという形である。 ところが、写真などのマルテメディアデータはそのような専用のアプリが存在するのだが、ファイル一般となると iCloud ドライブのような使い方のできるオープンなアプリが存在しない。iCloud ドライブは macOS 専用だし、Google Drive にしても専用アプリをインストールする必要があり、それも Windows と macOS のみで Linux では使えない。 また、昔からある SMB の場合、LAN での利用を前提としていて、クラウドよりも一昔前のスタイルのまま停滞している感がある。 WebDAV 選択肢が限られていたので、まず最初に QNAP NAS で使える WebDAV を使ってみることにした。これは、macOS でも Linux でも標準で使えて、ネットワークドライブとして iCloud ドライブや Google Drive のようにアクセスが可能である。 ところが、WebDAV にはバグがあり、それは WebDAV が依存している apache のバグに由来するようだが、フォルダに index.html のファイルが存在すると、そのフォルダが空っぽ状態でファイル