2018年3月17日土曜日

EP-805A 廃インク吸収パッド交換

知人からエプソン製の複合機カラリオ EP-805A が廃インク吸収パッドの交換を促す警告表示(「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に近づいています。お早めにエプソンの修理窓口に交換をご依頼下さい。」)が出るようになったと相談を受けた。

事務などでガンガンに使い倒しているわけでなく、基本的に個人用途でのチマチマとした使い方しかしておらず、純正インクのみで大切に使ってきたものなので、まだ結構新品同様に元気に動いている印象だったが、もうそんな時期なのかと。

実際のところ調べてみると以下のようだった:

発売日
2012-09
購入日
2013-06-17
修理対応期限
2018-07-31

サポート切れまで間近に迫っている。発売から 5 年 11 ヶ月でサポート終了ということのようだ。

ところが、エプソンの公式ページを調べてみると、まだサポートを受けられるといっても、その金額に唖然とした。税別で、基本料金 11000 円、廃インク吸収パッド交換費用 4000 円、送料 1500 円と、総額 16500 円也!

新品が 15810 円で購入できたものを、今や 5 年型落ち状態になってなおかつ 16500 円で修理って、そんなアホな……。どう考えても、修理させるつもりないでしょう、エプソンさん。まあ、プリンター産業に関しては、国内企業なので、儲ける側の国益と、消費する側の国益を秤にかけると、単純に一方的に消費者の側の立場だけでエプソンを責める気にはならないのだけど(一方、プリンターが自国産業というわけではないフランスで、エプソンやキヤノン、ブラザー、HPを訴訟するのに何のためらいもないのは当然の話)、これはいくらなんでも酷い。せめて半額程度だろうと思う。

それで、ちょっと調べたら、自分でプリンターを分解して吸収パッドを交換し、ソフトウェア的にカウンターもリセットしている人がいるということを知った。まあ、捨てて別の新品に買い替えることを考えるならば、ダメ元で試しても損はないということで、やってみることにした。

参考

  • 分解方法:EP-805A の型番のプリントされた前面パネルの取り外し・取り付けにコツがいる。下側を回転軸にして、上部のツメを外しながら外す(取り付ける時はその逆に下側を回転軸にして、上部に被せていくようにしてツメにはめる)。さらに廃インクタンクを外すのにもコツがいる。プリンター本体を完全に横倒しにせず、45° 程度の傾斜にして(二人作業推奨)、プリンター前面側のツメを外せば、あとは重力で滑り落ちてくる。マイナスドライバー等でコジって抜こうとしてもむしろ上手くいかない。
  • パッドの洗浄方法:この動画のように丁寧に濯ぎ流すと、乾けばあまり型崩れせず、再利用できた。手芸用品店(ユザワヤ)で 500 円程度の羊毛フェルトを購入しておいたのだが、結局使う必要はなかった。
  • カウンターのリセットツール(WIC Reset Utility):型番は XP-750 で ok。USB 接続が必要。

結果

8184 / 8450 (97%) だったカウンターを 0 にリセットできた。もちろん、修理を促す警告は表示されなくなった。これで今後も確実に廃インク吸収パッドに関するエラーを回避する方法が確立できたことになる。将来的に、インク(純正なり互換なり)が市場から入手できなくなるか、紙送り用のゴムローラーが劣化して駄目になるか、どちらかするまでは、この EP-805A はずっと使い続けることができるだろう。

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