ニンゲンTVの 3 人の女性準レギュラー加入の件についてのまとめ
数回に分けて公開されたニンゲンTVの女性メンバー選出オーディションに関して、最初の動画が公開された直後に僕は降魔師・阿部吉宏の尋常ではない不機嫌そうな様子についての感想をしたためた(👉「阿部さん怒ってる? ニンゲンTVが女性メンバーを加入させる件について」2023-10-17)。
そこでは特に僕がそう思った理由は明記しなかったものの、阿部さんがシャーロック・ホームズのような〝女嫌い〟なのではないのかという感想を述べた。所詮は関係者でも何でもない、一視聴者である僕の勝手な想像であって、阿部さんが実際にどう考えているのかは本人(または関係者)のみぞ知るわけであり、真偽の確定のしようはないので、「結構〝女嫌い〟なのではないのか」という推理以外に、それ以上の理由を明記しなかったのである。
一連の騒動は一応一区切りついたので、今回改めてその辺りの推理の理由について明かすことにすると、
- 今も独身であること
- 亡き母親を非常に慕っており、自らスーパーマザコンであると公言してはばからないほどであること
- 「神の湯」の山の神(女神)の加護を受けていること
- 「みそか」や「みやこ」といった女霊の存在の影の濃さ(ただし道場では男の子の座敷童も育てている)
- 鬼子母神や荼吉尼天の加護も駆使する(みやこの防御のため)
- 亡き師匠(遠い親戚筋の人)も女性霊能力者であった
- 角由紀子に対してはそうでもなかったが、例えば東ちずる(他には オーディション 2 次審査の滝行後の感想時)など、女性ゲストに対しては相手によって目をあまり合わせようとせず固い態度を取ることがあるように見受けられること。男性ゲストに対してそのようなことがある印象はない。
2ch / 5ch のオカルト系エピソードでもよくあるのだが、お稲荷さん関係の女霊や山の神(女神)と関係が深まると、彼女らは非常に嫉妬深い面もあるので、加護によって人生が上手く行く反面、女性との恋愛運には恵まれなくなるというものがある。阿部さんの場合は、信仰する神は神道の建御名方(男神)であるようだが、色々と女性の神や霊の影響が色濃く感じる。そうなると、当然、現実の生身の人間の女性に対しては、色々と気難しい面が出てくるのも理解できるように思えるのである。
以上のような背景で、阿部さん本人の意識だけでなく、彼を取り巻く霊的な存在の影響としても、阿部さんは女性と近くで仕事するのは、ちょっとやり辛いのではないのかと、僕がそう解釈したのである。だから、「原田龍二が、阿部さんと 2 人で危険な心霊スポットに突撃するハードボイルドなガチ回」と、「原田龍二が、女性メンバーを伴って比較的安全な心霊スポットを訪れるソフトなエンターティーメント回」に分けて、阿部さんと女性メンバーの接点を最小限にしてはどうかと、当初の記事で提言したりしたのである。
実際のところ、一連のオーディション動画の公開が終って、選出された 3 人の女性メンバーは準レギュラーの形で各回 1 人ずつ起用することとなり、阿部さんは毎回最大 1 人だけ女性メンバーの面倒を見る形に落ちついたようだが。
一連のオーディションの流れを振り返って分析する
- 2023-10-17『【重大発表】原田龍二&降魔師・阿部よりニンゲンTVの今後に関して、御報告があります。』
- 2023-10-27『【オーディション】本当に必要と思える仲間はいるのか⁉原田&阿部の目が光る...! 心の底から心霊世界を信じるニンゲンは誰だ!?』
- 2023-10-31『【2次審査】滝行に真心で向き合いえない者は去れ!…真剣で挑めない人間に資格はない…【新メンバーオーディション】』
- 2023-11-03『【最終審査】絶対に嘘はつかないで欲しい…降魔師・阿部の内なる思い…3人の候補者たちが廃集落で1人検証!』
- 2023-11-07『【結果発表】廃集落での最終審査…降魔師・阿部は認めるか?認めないか?原田龍二も苦悩…一体、何が!?』
- 2023-11-10『【重要】今回のオーディション企画について、大切な視聴者の皆さまにお伝えしたいことがあります。』
一連のオーディションの流れを振り返った分析をしておきたい。まず、いきなり、視聴者にとっては寝耳に水の状態で、女性メンバー募集の発表動画が公開され、非公募のオーディションが行われ、50 数人の応募のあった人の候補の中から 1 次審査で 3 人に絞られ、2 次審査滝行(実質、これは審査ではなかった)、3 次審査心霊スポット一人検証が行われる。結果、3 人全員が選出され、今後、準レギュラーとして入れ替わり立ち替わりロケに参加するという形に落ち着いた。
一方、オーディション動画のコメント欄が荒れたため、2023-11-10 の動画が発表され、原田が弁明する運びとなり、原田は 3 人の準レギュラーを擁護し、さらに阿部が原田ほかニンゲンTVスタッフを擁護する。このように荒れていた主な理由として、原田を筆頭とする(阿部以外の)ニンゲンTVスタッフの新方針に反発するものであり、一方で女性メンバーの加入で割を喰う形となる阿部に同情するものが多かったという背景がある。
さて、ここから先は、僕個人のニンゲンTVの楽屋裏の事情についての推理を交えつつ、分析を述べていきたいと思う。まず、視聴者の中には、阿部に同情するあまり、「ニンゲンTVと袂を分って(要するにニンゲンTVから独立して)独自の心霊系 YouTube チャンネルを立ち上げるべき」という、ニンゲンTVのスタッフ同士を仲違いさせようとする過激な意見すら出す者もいたが、こんなものはあまりにも身勝手で、明らかに阿部さん自身の本意にも反するものである。
まず、ニンゲンTVは現時点(2023-11-12)でチャンネル登録者数 22.7 万人と、心霊系 YouTuber としては中堅の規模だが、例えばシークエンスはやとも(32.3 万人)や都市ボーイズ(31.8 万人)などのトーク中心で出演者と出演者自身が編集作業まで行っているチャンネルと違って、出演者+撮影スタッフ(兼編集スタッフ)と大量のスタッフを抱えており、ロケによる撮影が中心となるスタイルもあって、圧倒的に高コスト体質である。トーク中心のラジオのパーソナリティ形式の心霊番組と違って、圧倒的に映像クオリティを高くする努力とコストをかけているにも関わらず、登録者数が伸び悩んでいる。おそらく、せめて 50 万、できれば 100 万人規模のチャンネル登録者数に達すれば、現行のスタッフ体制でもニンゲンTV専業で収益が成り立つような状況になる可能性はあるが、現状の規模ではかなり厳しいだろう。
そういう裏の台所事情に思いが至れば、ニンゲンTVスタッフが、新機軸を打ち出して、少しでも登録者数・再生回数を爆増させたがる気持は理解でき、そう簡単には、一方的にニンゲンTVスタッフに対して「これが最後の視聴です」などといった批難を浴びせるような真似はできないはずである。
──ニンゲンTVスタッフの気持はわかる。しかし、やり方がマズい。
「もっと適切なやり方があるのでは?」僕の場合は、そういう気持で、やり方に対する批判はする時にはする。が、視聴をボイコットしたりするような真似をするつもりは毛頭ない。やり方によっては批判しつつもニンゲンTVそのものは応援し続ける。阿部さんがニンゲンTVを去らない限り、むしろ阿部さんがニンゲンTVのスタッフの肩を持つ限り、それは、阿部さんの本意ということだろう。そう考えるのが、阿部ファンとしても適切な姿勢のはずである。
また、個人的に僕自身は、体質的には、原田龍二に一番近い(要するに心身が健全過ぎてネガティヴな霊的エネルギーにほとんど影響されないタイプ)ので、原田の目と立場を通した阿部さんの姿を見続けたい。阿部さんが自分で独立したチャンネルを運営したとして、今のような見え方の映像となるだろうか? 我々視聴者に見えている阿部吉宏像の見え方は、原田をナビゲーター役としたニンゲンTVのスタイルによるところが非常に大きいと思っている。
やり方のマズさ(その 1)
これは多くの視聴者にもわかっていることだろうが、原田は弁明動画において、「これ(女性メンバーを加えること)は原田一人の意志ではなく、ニンゲンTVスタッフの総意である」と強調しているものの、首脳メンバーである原田・森(マネージャー)・天野(ディレクター)・阿部の 4 人の中で、阿部が積極的に賛成しているわけではないのは明白である。というかおそらく本来、阿部は重要メンバーであるとはいえ、外部の顧問的な立場であるはずだから、意思決定は主に原田・森・天野の 3 者によって進められ、阿部はそれを追認するという形で運営されているものと思われる。
ということは、台所事情的に、登録者数・再生回数をもっと伸ばさねばという状況の中で、「では、女性メンバーを加えて、絵的にもっと華を添えれば、もっと幅広い層に視聴者が増えるのでは?」と考えたのは、原田・森・天野の 3 人によるものだろうし、そこからさらに絞ると、天野は編集の技術的な主導権を委されているのだろうから、おそらく原田・森の発意ではないかと思われる。さらに森の側から望んでもいない原田に持ち掛けるとも思えないので、結局は原田から発案し、森が積極的に賛同、天野は積極的に迎合したものと思われる。
この「では、女性メンバーを加えて、絵的にもっと華を添えれば、もっと幅広い層に視聴者が増えるのでは?」という(おそらく原田が発端の)アイデアが、昭和のおじさん的、地上波 TV 的発想でマズい。YouTube 的にはあまり適していない発想だと思うのである。YouTube の場合は、「もっと深掘りする発想」の方が適切だ。例えば似たような心霊スポット突撃スタイルのやーかずのダラシメン(登録者数 70.1 万人)に女性メンバーがいるだろうか? この辺りについては、例えば僕には視聴者目線的にもっと具体的なアイデアもあるのだが、それだけで一つの長大なコンテンツになりかねないので、今回の記事の主旨からは外れるので、説明はしない。だがともかく、やり方としてマズい、もっと適切なやり方は他にもあるはず、ということは述べておきたい。
やり方のマズさ(その 2)
今回の企画の発案については、原田と森にその淵源があると推理したが、もう一つのやり方のマズさについては、ディレクターの天野に淵源があると思われるものである。
これは、モキュメンタリー形式で不評を買った『神島シリーズ』で天野がやらかしたことに通じる問題だが、彼のテレビ屋的な演出が、ニンゲンTVの高いクオリティに寄与する一方、悪くも機能する場合がある点である。おそらく、『神島シリーズ』についても、天野は企画の一つのアイデアとして提案したわけであって、最終的には、原田・森に諮問してディシジョンメイクされたはずで、天野一人に何もかも責めを帰すのは酷である。その上で分析したい。
『神島シリーズ』で何がマズかったかといえば、本質的には、「モキュメンタリー企画を選んだこと」ではない。一つの企画として、そういうものもアリだと思う。マズかったのは、「それがモキュメンタリーであると、予告せずに動画を分割して公開し、最後の最後で、モキュメンタリーであったことを明かした」という、公開にあたっての情報告知の手順の問題である。
せめて、最初に、「今回はサプライズ企画です。どんなサプライズ内容かは、最後の動画を観てのお楽しみ」とでも言っていれば、良かったのである。サプライズとしての情報を与えられずに、途中まで観させられた挙句、「実はサプライズでモキュメンタリー企画にしてみました」では、視聴者を欺く行為で、一部の視聴者が怒り出したのは仕方がなかった。
つまり、この辺りは、編集と YouTube 公開上のやり方のマズさで、主に天野ディレクターが今後はもっとよく注意して行うべき問題だろう。地上波テレビ的には、このように姑息なギリギリのやり方で CM から CM、今回から次回へと視聴者を釘付けにして引っぱる手法が常套手段だが、YouTube ではそのような地上波テレビの手口に嫌気がさしている視聴者も多く、反感を買いやすい。
その『神島シリーズ』での問題と、同様の問題が、今回のオーディション・シリーズである。このオーディションは、既に、結果が出てから、後で編集され、YouTube で公開されていったにもかかわらず、何気なく視聴している視聴者には、あたかも現在進行形であるかのような演出で編集され、順次公開されている。視聴者は自分たちの意見が反映されるものと思って、コメント欄に真剣にコメントしたりするが、既に出ている結果が、覆されようはずもなく、何ら視聴者の意見は反映されないまま、シリーズが順次公開されて進んでいく。
こういった地上波テレビ的な「騙し」の演出が、既存視聴者の怒りを買う種となっているのである。
さらなる深読み
前述のように僕は、「おそらく選出まで全て終ってから、(天野さんが?)編集して、 1 次審査の分から順次公開しているのだろうな」と思っていたので、編集から逆読みして、まず 1 次審査を観た段階で、演出から、澄田綾乃(グラドル)が本命であるだろうことが予測できた。
そして、2 次・3 次審査を観た段階で、3 人全員選出も逆読み予測できた。結果は全くその通りで、まあ、編集の演出面からの逆読みなので、霊感などとは無関係に、類推能力が一定以上ある人間であれば、可能な範囲の予測である(これは裏を返せば、天野ディレクターの編集・演出能力の高さを物語っている)。
まず、1 次審査のトリでクローズアップされるのが澄田であり、ルック的に、ホラーものの映画などを撮ることを想定して、単純にルックのレベルの高さが女優にも耐えうるハイレベルであるだけでなく、顔のタイプ的にも、ややシャープで蛇や狐系の顔付きで、オカルト系少女というイメージが相応しい雰囲気である。ただこれはあくまでも、ホラー映画などに登場する女優として考えた場合の印象であって、実際の彼女のタレントとしてのキャラクターの話ではない。だが、先述したように、元々の原田・森・天野による、昭和のおじさん・地上波テレビマン的な発想としては、「ホラー映画などに登場する女優として考えた場合の印象」で、新規に視聴者層を拡大することであって、実際の彼女のタレントとしてのキャラクターは問題とはならないのである。むしろ、実際のタレントとしての彼女のキャラクターは、審査を通じて明らかになるように、3 人の中で一番、男性的であり、いかに映像を作るかということに意識が集中しており、女性芸能人として仕事に徹する有能なタイプ(原田龍二自身に近いタイプ)であることが判明する。
つまり、彼女、澄田綾乃こそが本命なのである。僕はさらに確証を得るために調査を進めたが、澄田はオスカープロモーションという超大手事務所に所属している。残りの二人、iroha と超時空さをぴが、フリーランス(iroha)、弱小事務所(さをぴ)なのと対照的である。これで僕の直感が裏付けられたわけである。つまり、本命は澄田で、iroha・さをぴは一種の〝目くらまし〟として、澄田に反発が集中するのを避ける狙いで起用されたのだろう。殿様である原田に〝輿入れ〟する澄田姫に対して、iroha・さをぴが侍女のような形と考えればいいだろうか。
澄田がオスカー所属の大物と考えて妄想的推理を進めると、おそらく、原田の「女の子を加えて華を添えてみようよ」という発案に大賛成した森マネージャーが、芸能界のコネクションを駆使して、各所に打診し、オスカーの澄田が内定する。澄田一人を単に加えると、従来のニンゲンTVの視聴者ファンの反発、澄田が攻撃の的となることが容易に予想できたことから、さらに 2 人程度のメンバーを加えてニンゲンTVスタッフの本来の狙いをぼやかすことを図る。つまり、澄田が選出されることに関しては〝出来レース〟であるが、残り 2 人のメンバー選出に関しては普通にオーディションする目的で 1 次選考が行われたことになる(その結果、超時空さをぴという、「視る素質に関しては阿部を上回る」とされる逸材を発掘できたことは、ニンゲンTVにとっては僥倖だったと言える)。
2 次選考と銘打った滝行では、公開当初、僕は iroha に注目した(これも天野ディレクターの演出の手腕の賜物であろう)。ルックでは一番男っぽく見えるさをぴだが、実際のところ、ガッツリと滝の水に真下でモロに頭に受けて浴びていたのは、3 人の中で iroha だけである。彼女はいわゆるポエマー系(不思議ちゃん系)乙女だが、霊的なものを受信する能力というよりも発信系(呪術等)の能力が期待できそうに思う。
3 次選考では、中盤までは依然として iroha が注目の的である(もちろん、これも天野ディレクターの編集による演出の掌の上で踊らされている結果である)。コウモリに対する反応で思わず爆笑してしまったが、後の最終選考時に阿部さんが僕とほぼ同様のポイントに着目しており、要するに、天野ディレクターは最終選考時の阿部さんの感想を反映して、3 次選考の iroha の場面の編集を行ったということだ。
そしてもちろん、視聴者の誰もがわかるように、3 次選考のストーリー上の流れでは、トリのさをぴが大活躍をする。だが考えておかなくてはならないのは、これは天野ディレクターの編集に誘導された結果であるという点である。さをぴ 1 人を選ばずに、3 人全員選出に怒る視聴者コメントが少なからず見られたが、本命は澄田なのだから、彼女を選ばずして、さをぴ 1 人を選ぶのであれば、最初から「女の子を加えて華を添えてみよう」という方針自体を丸ごとをやめることに等しいから意味がないわけである。ニンゲンTVスタッフ側の企図からすれば。
1 次審査では澄田、中盤は iroha、最後でさをぴと、3 人それぞれの見せ場をバランス良く演出する、天野ディレクターの手腕というものが理解できただろうか? つまり、最初から、既にこの 3 人に決っていた段階で、編集が行われ、後になって YouTube に順次公開されたということも、だ。そしてもう、さをぴの活躍も折り込まれており、次回の和歌山での心霊スポット探索動画へ繋げるために、オーディションをさをぴで締め括る構成になっていることがわかる。
3 次審査では、実は原田の見せ場もちゃんと用意されていて、さりげなく、原田の直感が、阿部の見解と一致していることが示されている。これこそが、天野ディレクターの優秀さで、メンバー各人に対する誠実な脚光の当て方をしているのがわかる。彼のニンゲンTVの各メンバーに対する愛情が伝わる仕事である。さらに、阿部は舞台裏で、天野や森、原田のそういった諸々の事情や思惑というものを理解しているであろうから、阿部がニンゲンTVスタッフを擁護するのも我々視聴者ファンは理解すべきである。一方的に勝手な形で阿部に感情移入して、阿部以外の原田たちニンゲンTVスタッフを悪く言って、「もう今回で視聴止めます」などとコメントしたりすのが、阿部をも悲しい思いにさせる真似だと気付くべきである。
やはりミソカが怒っていた?
視聴者のコメントで、阿部さんが自身のインスタグラムのライブで、「女性メンバー加入の件にミソカが怒っている」と言っていたというような趣旨のことを述べているものがあった。僕はそのインスタライブを見たわけではないので、真偽のほどは不明だが、僕の当初の、「阿部さんの周囲の女霊が機嫌を損ねるのではないか」という推測に沿うものである。
もしかしたら、さをぴだけはみそかに許容されたのではないかと思うが、残りの 2 人、特に澄田は、みそかとの関係性に苦労しそうである。そう考えると、逆に澄田が気の毒になってくる。板挟みになる形の阿部さんも気の毒である。やはり、必ずしも、準レギュラーの女性陣の出演回に、阿部さんが同行する必要はなく、アフターケアなどのサポートでもいいのではないかと考える。その方が、みそか側にとっても、女性メンバー側にとっても互いが棲み分けてやりやすい形になるのではないかと思う。
深遠なる深読み
僕は、最初の寝耳に水の女性メンバー募集の発表時に書いた記事(👉「阿部さん怒ってる? ニンゲンTVが女性メンバーを加入させる件について」2023-10-17)で、その時は新潟シリーズが順次公開されていたタイミングだったので、ロシア村と廃ラブホテルで、原田が悪魔に襲われ、3 人の裸の若い女性の幽霊に取り憑かれる件があったので、「女性メンバーを加えること」という動きになったこと自体が、悪魔の仕業ではないのかと疑った。
今にして思えば、阿部が、廃ラブホテルで視たという「3 人の裸の若い女性」は、もしかして、幽霊ではなく、後に選出されることとなる 3 人の女性メンバーの影だったのではないだろうか?
原田龍二は、「自分ではマンネリ」と卑下した上に「女性メンバーを入れた方がいいと思った」と言うのだが、僕のように個人的に普通以上に心身が健全なタイプの、霊感とは縁遠い男性視聴者にとって、原田こそが視聴者代表である。既存ファンには女性視聴者も多そうだが、彼女らにとっては、やや心霊スポットで心身の弱さをさらけ出しやすい、森マネージャーや天野ディレクターの方が近い存在かもしれないが。
最後に、ニンゲンTVのために大きなヒントを言っておくと、僕(ら視聴者)は、阿部吉宏という、自分自身を重ねることのできない、人間離れした人物(非ニンゲン)を見るためにニンゲンTVの動画を視聴している。観察対象は、降魔師・阿部である。その阿部を見るための視点を同調させる源は、男性は原田、女性は森・天野の存在が大きい。
怖そうな心霊スポットを見るために、ニンゲンTVを視聴しているのでは、ないのである。この点が良くも悪くも、ニンゲンTVを他の心霊スポット探索系 YouTuber とは一線を画させている。これが悪い面としては、登録者数・視聴回数の伸び悩みの原因である。つまり、一般論として心霊スポット探索系 YouTube の視聴者層の多くは、人物ではなく、「怖そうな心霊スポット」を見たがっている。人物ではなく、場所を見たがっている。
しかし、ニンゲンTVのファンは、降魔師・阿部という、人間離れした存在(非ニンゲン)を見たがっている。そこをニンゲンTVスタッフには、よくよく、念頭に置いていただきたいものである。
そして、とはいえ、仮に阿部さんが独りで YouTube チャンネルをやったとして、それを観るかと言えば、それもまた違う。原田なり、森なり、天野のニンゲンTVスタッフからの視点で観る、阿部さんの姿が、シビれるほどカッコ良いのであり、その重要性も忘れないで欲しい。特に、原田には、僕ら普通以上に心身が健全なタイプの男性の期待がかかっている。新潟のロシア村と廃ラブホテルでのライフゲージを削られて弱るような状況に何度も陥ることで、そこからの超回復によって、霊感に目覚める可能性があると思う(cf. 原田龍二の霊能の開眼のさせ方)ので、めげずに無謀な突撃を続けて欲しい。阿部さんはもうちょっと原田に関しては過保護にしないで、多少無茶をやらせるぐらいでちょうどいいんじゃないかと思う。
今後も、ニンゲンTVの動向からは目が離せない。
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