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遺骨を食べる

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動画 2 話目: 248:本当にあった怖い名無し:2008/07/28(月) 00:58:01 ID:EInYraJv0 先日亡くなった、友人Aの話。 当時小学生だったAの父方のお祖母さんが亡くなった時、叔父さんが骨壷を持って逃げた。 すぐに捕まったらしいが、「どうしても欲しくなって、気がついたら抱えて走っていた」と言ったそうだ。 母親の遺骨を形見に欲しいというんじゃない、骨壷の入った袋を抱えて連れ戻された叔父の姿は、それまでの彼とは別人のようだったらしい。 明るくよく笑う人だったのに、つい数時間前に式場で話した時とは明らかに顔色が変質していたんだと。 それから数年が経ち、3年前Aの叔父は事故で亡くなった。 件の日から徐々にやつれていった彼は、運転中に貧血を起こしたのか運転を誤ったようだ。 そして叔父の葬儀の後で、やけに青ざめて顔色の悪いAが俺の家に来て前述の出来事を話してくれた。 俺はそれがお前とどう関係があるんだ、と嫌な予感を覚えながら訊いた。 するとAは目をあちこちに彷徨わせながら、ポケットから歪な赤茶けた塊を出した。 大部分は黄色がかった白で、ところどころに赤茶が散ったそれはかすかに異様な臭いを放っていた。 Aは、泣きそうに震えた声で「叔父さんの骨、取ってきた…」と告白した。 本人もよく分らない衝動だったそうで、骨壷から取ってきた一欠けらの骨をAは掌で明らかに持て余していた。 なのに、絶対に手放そうとはしない。 それどころか、定まらない視線で骨を見てはどうも咽喉を鳴らしている。 Aはずっと理解できなかった叔父の奇行の意味が今なら解かる気がすると、とうとう泣きながら呟いた。 249:本当にあった怖い名無し:2008/07/28(月) 00:59:19 ID:EInYraJv0 「これを、食べたい。食べたくて食べたくてしょうがない。気持ち悪いのに」 どう見ても尋常ではなかったから、俺は慌ててAの手から骨を引っ手繰り「しっかりしてくれ」と怒鳴った。 でもAは子供みたいに頭を振って泣き、俺から骨を取り戻そうとする。 普段はのんびりとして運動神経もそれほどよくないAが、涙で汚れた顔を歪めて飛びかかってくるなんて思ってもみなかった。 呆気に取られて

都市ボーイズはやせが訪れた「2 体の龍が上空 500m で旋回している」神社

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以下の動画は、早瀬康広(都市ボーイズ)と植松創(モヤイチューブ)が、とある都市伝説を確認するために取材したものである。 早瀬たちは結局、本来の取材目的である都市伝説の「窓が無い家」は確認できずに終っているが、調査の過程で登場した「【テレビNG】メディア取材拒否の謎のスポット」である神社が、注連柱の参道や、拝殿前の四角い部分など、静謐な雰囲気が伝わってきて、興味をそそった。動画では取材者である早瀬たちは口止めにより詳細情報が伏せられてしまっていたが、僕は写真等から独力で特定することができたので、ここに情報をまとめておく。 この神社は、横浜市戸塚区にある、 瑞穂神社 のようだ。山蔭神道というかなり最近(1954 年)に興された神道系の新興宗教の系列の道場兼神社らしい(瑞穂神社は 1997 年創建)。 龍にお願いをするための御神木は、写真の背景から、神社の本殿の裏にある柏尾野外活動シルバー健康広場の手前側にあるものと思われる。 (復)古神道という、近代以降の西洋の心霊主義の影響を直接・間接に受けた系統の神社なので、実は、古代から歴史的に自然物を御神体として祀ってきた神社(ex. 諏訪湖を祀る諏訪大社、見沼を祀る氷川神社、火山を祀る浅間神社)というわけではなく、主祭神も太元霊「天之御中主大神」、配神として水の神「丹生都比売神」と火の神「火産霊神」を置き、社名も「水火」に由来するとのこと。中国伝来の陰陽道的な抽象概念を神格化した神を祀っているような印象である。 ということは、「上空 500m で旋回している龍」というのも、陰(水)と陽(火)をシンボライズしたものが、太極マークのような形を描いているということなのだろうか。 ちなみに、精霊獣としての龍・ナーガは水神の一種で火の性質は持たないし、陰陽的な概念や気(エネルギー)をシンボライズした存在ではない。もっと自然の生命的な存在である。 首都圏にある神社なので、ぜひ、近隣に住む霊能力のある人には、現地に行って検証してもらいたい件である。そこにあるのはエネルギーの渦なのか、それとも、精霊獣的な生き物としての龍が本当にいるのか、どちらなのか?