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7月, 2023の投稿を表示しています

四谷怪談 by シークエンスパパとも

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シークエンスパパともによる体験実話としての四谷怪談。タクシー運転手時代、実際に四谷界隈でお岩さんと思しき幽霊に度々遭遇したという。 四谷左門町の付近の交差点(パパともの別の動画(下掲)参照)で、さらに出現時間が 20:16 とまで詳細に特定されている。 怪談としての秀逸なオチにもつながる霊視内容だけでなく、ここまで状況が詳細に示されている事例なので、是非他の霊能者にも霊視して吟味をしてもらいたい内容だと思う。 四谷左門町の通りをドライブするパパともの実況動画: 件の交差点の Google ストリートビュー:

霊媒体質なるもの

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以前、(復古)神道のスピリチュアリズムについて考察した記事(「 鎮魂法・帰神術 」)で、テーラワーダ仏教の観点から分析を試みた。 鎮魂法については、仏教の禅定修行で包括できるものであり、特に独自性・新規性はないものという結論であった。帰神術についても、鎮魂法という禅定修行の結果発揮される神通として捉えることができ、「神道ならでは」「全く異種の仏教の体系には存在しない新規なる領域」という類のものでもないという結論であった。 とはいえ、神通の一種として考えた場合、帰神術の全てが仏教で具体的に説かれているわけではない。帰神術で「神を招来する」方法としては、審神者が神通により高次の世界(要するに神界)へ昇って行って(仏教の神足通に相当)、神とコンタクトし、地上に連れ戻ってくる。仏教では、神とコンタクトしたければ、神足通で天界に行ってそこで神と接触して対話なりして情報を得るだけで済ませるのだが、神道はそこからさらに、神を地上にわざわざ降ろして、地上にいる神主(霊媒)に憑依させるという手順を踏む。 この神主を、審神者自身で完結して一人二役で行う場合には自感法と言い、審神者と別人に憑依させる場合には他感法と言う。 いずれにしろ、神主は、霊媒体質の人間でなければならない。 この「霊媒体質」というのが、仏教では特に説かれていないので、僕の前回の記事の分析では、謎のまま残されていた。 一般に、エリアーデの類型で言うところの、脱魂型シャーマニズムとしての神道であれば仏教は包含しているように思えるのだが、憑依型シャーマニズムとしての側面は仏教では包含しきれていないように(一見)思われる。包含というか、そもそも全く興味を示していない感じである。仏教は修行者自身が徳を高めて、神と同等以上の存在と化すことを目指すのであって、自分は人間のまま、徳の高い神を自分に憑依させて、その威光・御利益にあやかろう、という系統の発想はしないのだろう。 目的がないことと、技法がないこととは話が別 しかし、仏教では、自分に神を「憑依させる」などという目的を持たないからといって、そのような技法までもがないかというと、おそらく結果的に憑依につながるような修行法(神通力)も、実は包含されている。 憑依に関して最も鍵となる仏教の思想としては、「無我」思想である。仏道修行者にとって、己の心の中は無

置き土産にされた悪霊 ──不動産の抱えるリスク──

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601: ↓名無し:16/04/07(木) 01:18:45 ID:jUP オカルト話とは少し違うんだけど語らせてほしい。 数年前まで拝み屋紛いのことをしていた時期があった。 その頃は、というか今もだけど絶賛ニート中でやることがなかった。 当時は身内不幸が続いて、俺自身が無気力だったのもあるし金も転がり込んで余っていた。 そんな時に中学の頃の悪友Aが仕事の愚痴をSNSに書き込んでいたのを見て、久しぶりに飲みに行かないかと誘ってみた。 そこでAの話を聞いたところ「カウンセラーをしているが時折こっくりさんや、肝試しで取りつかれたって話が多くて困る」って内容の愚痴を吐いていた。 まだUSOとかほん怖とかが各週放送されていたころでオカルトブームだったのもあるんだろう。 それも相まって女子学生のそう言う相談が多かったらしい。 Aはオカルト否定派だったからくだらないと一蹴したかったらしいが、それでは仕事に差し支えるから頑張って聞いていたけど中には「娘が狐につかれた」ということで親に連れてこられたはいいけれど 憑かれた本人が大暴れして部屋の調度品を壊されたりなんてこともあったらしい。 そういったことが続いて精神的にまいっていたAに、そんなの近場の人jとか相談しちまえよといったのが事の始まり。 「だったらお前が拝み屋の真似事でもしてくれよ」と言い出したAを笑ってやろうとしたけれど、暇つぶしに丁度いいかもと思ってしまった。 とりあえずそれっぽい格好をしたほうがいいのかなと思って和服でもそろえようかと思ったけど、Aにどうせならうさん臭くない方が良い。 もしこれで治ることがあれば俺の株もうなぎのぼりだから真面目に頼む。 ということで、せっかくだし本腰入れてみようということで喪服で挑むことにした。 602: ↓名無し:16/04/07(木) 01:26:23 ID:jUP 他に用意したのはそれっぽいアイテム多数。 数珠、経文、聖書、十字架、それからもいろいろと増えていった。 最終的には銀で作った弾丸(もちろん薬きょうとか無しの側だけ)とか、ベニヤ板を切って作った人型とかいろいろと。 お経はその頃の身内の不幸連発で知った般若心境を、聖書なんかは教会を探して礼拝に行ったりしてみ

シークエンスパパともの先見の明

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先日、シンクロニシティ的に、故・シークエンスパパともが 2 年前に行った未解決事件に対する霊視が、ギャル霊媒師・飯塚唯が最近行った霊視と、互いに補完し合うような内容であるということを ブログ に 認 したた めたばかりである。 ところで、さらにもう一つの、パパともの霊能力に関する(僕にとって)シンクロニシティ的なタイミングで到来した情報が発生した。 シークエンスはやとものチャンネルの動画などを観るようになったのがきっかけで、YouTube のお勧めに、オカルト系のチャンネルが多数表示されるようになってきたのだが、その一つに「都市ボーイズ」という都市伝説を中心としたオカルト系チャンネルがあった。こういうものを観だしたらキリがないので、基本はスルーしていたのだが、その都市ボーイズ(放送作家の岸本誠と早瀬康広のコンビ)がチャンネルにはやともがゲストで出演して生霊鑑定を行っていたのを観たので、そこから芋蔓式に都市ボーイズのチャンネルの動画も何本か観たりするようになった。 都市ボーイズはやせの黒魔術 当初は、はやせ(早瀬康広)に「黒い呪いのようなものがまとわりついている」という、はやともの生霊鑑定の結果を深掘りすべく、関連する動画を追った。はやせは、呪物コレクターであり、その上、最近(約 10 ヶ月前に公開された動画)、「呪いを飼い馴らして、黒魔術的な力を自分のものにする」という修行というか通過儀礼を行っていたというのである。 儀式を無事に終えて台湾系の呪術師に合格が認められたはやせは、「数年以内に自動的に能力が開花し、自分で自覚するだろう」と言われたという。 都市ボーイズはやせを怒らせた霊能者 そのようなはやせを擁する都市ボーイズだが、先日、「【テレビの闇】インチキ霊能力者にテレビ出演邪魔されました!【インチキ霊能者】」という刺激的なタイトルの動画が、たまたま僕が暇だった時、公開されたばかりのタイミングで見つけてしまったので、早速その動画を観た。 約 1 年前、とある霊能者の霊的な〝脅迫〟によって、はやせはテレビ出演を直前で降板させられてしまったそうである。 僕は、テレビは観なくなって久しい人間で、それこそ霊能者というとシークエンスはやともの言う「心霊第 3 世代」の宜保愛子で止まっていて、江原啓之ですら雑誌の見出しで名前を

月夜見──シークエンスはやとも絶賛の霊能者──の霊界観

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《霊能者コラボ対談:月夜見先生&空先生》何層にも存在する守護霊について徹底解説&はやともの守護霊発表 (2021-03-04) 《霊能者コラボ対談:月夜見先生&空先生》 (2021-03-05) 《霊能者コラボ対談:月夜見先生&空先生》人間は天国と地獄を選択しより多くの解を求めて転生する理由について (2021-03-11) 《霊能者コラボ対談:月夜見先生&空先生》死神は2つの死を司る、人間がが本当に死ぬのはその内一つに問いかけられた時 (2021-03-12) シークエンスはやともさん 月夜見先生 特別動画 (2021-03-01) PART② 霊能者対談 シークエンスはやともさん 月夜見先生 (2021-03-05) ラスト シークエンスはやともさん 月夜見先生 霊能者対談③ (2021-03-08) 《霊能者対談》月夜見先生とこの世の地獄と人類が作り出した新たな“宇宙”について話しました (2022-04-19) 《霊能者対談》過去生から続く運命の輪廻を断ち切るための潜在意識の認知 (2022-04-22) 《霊能者対談》自分に霊が憑いた時に霊能者がそれを祓っている方法 (2022-04-26) 《霊能者対談〜最終章〜》命はどこから生まれどこに帰るのか。宇宙の起源から霊視して辿ってみた (2022-04-29) はやともの能力は幽体(エーテル体)に特化している。そのため、はやともは脳(側頭葉)のエネルギー消費激しい。 物質界(エーテル次元含む)を「光速以下」、幽界(アストラル次元以上)を「光速以上」と表現している。 先祖は肉体・エーテル体的に死んでもまだ死んでおらず、幽界(アストラル次元)で子孫と共にしばらく人生経験を続けている。 天国の霊は好奇心を追求して(遊んで)いる。地獄の霊はイデオロギーに捉われている。 最も外(高次元)側のアカシックレコードには月夜見氏の能力ではアクセスできない 肉体的極限を越えた精神性が聖者(仏陀やイエス・キリスト)の境地ではないのか 僕自身のパーリ仏教観から分析すると、月夜見氏の天国・地獄観は、欲界の範囲内で見えたものに基いており、彼女の言う最上位の天国(遊んでいる)はキッダパドーシカ(他化自在天・楽変

シークエンスパパとも 本物の霊能力

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Ms Sarah Welch / CC-BY-SA-3.0 シークエンスはやともを知ったきっかけ TV を見ない僕がシークエンスはやとも(YouTuber。吉本興業所属)の存在を知ったのは、今年の春(3 月か 4 月)の頃だったと思うが、YouTube でふと宜保愛子の動画を探していて、彼が宜保愛子を称賛するものを見つけて以来だったと思う。 それ以来いくつかの彼の動画をちょくちょく観るようになって、彼の霊能力が父親(シークエンスパパとも)譲りであり、パパともも息子のはやともに勧められて(癌闘病の傍ら)YouTuber として活躍していたのだが、残念ながら今年 1 月末に逝去していた、ということなどを知るようになった。 シークエンスパパともを知ったきっかけ はやとも流れでパパともの動画を観るきっかけになったのは、画面脇のお勧めに出ていた親子対談の動画を見たのが切っ掛けだった。 そこでのパパともの宮本武蔵に関するコメント(「晩年の宮本武蔵は一生懸命仏像を彫ったりしていたが、(若い頃)子供の道場主を殺したりしていたことによる怨霊は除霊できなかった」)に少しシビれた。息子のはやともが、まだ若いせいもあって、ちょっと話がマクロな(思想論や社会論的な)方向に行くと、厨二病的な傾向があるのには食傷気味な感じがあった。一方で、パパともの宗教・倫理観的な考えの方がその点、人間的な深さを感じるものがあったので、それがパパともに興味を引かれたきっかけだった。 パパともの霊能力に衝撃を受けた理由 そこで、初めて、パパとものチャンネルの動画もいくつか観たりしたのだが、「未解決事件を霊視する」という中々に攻めた企画を初期にやっていて興味深かったのだが、中に、上野の不忍池での事件(僕自身はこの 2006 年の事件については知らなかった)を扱ったものがあった: 「あっ!」と思ったのが、奇しくも前日(2023-06-28)、全く別のチャンネルの別の動画で、霊媒師が同じ事件を霊視するという企画のものを観ていたのだった: 千原せいじの YouTube チャンネルで、彼がコラボをしている飯島唯という通称・ギャル霊媒師の方が霊視をしている。 パパともの動画は 2021-05-12 と 2021-05-15 に公開されたものであるのに対し、ギ

四大王と四大天使

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仏教の四大王も、西方(ユダヤ・キリスト・イスラーム教)の四大天使も、いずれも、地上世界の東西南北の方位に配されている点で、全く同じ立ち位置にあると言える。 とはいえ、両者の描写の方向性には、それぞれ異なりがあり、その擦り合わせをしていくと、興味深い事実を発見できたので、ここで述べて行きたい。 仏教の四大王の場合 各大王の名前が分っているものの、各大王の性格・特徴というものがはっきりしない。北の 毘沙門 ヴェッサヴァナ 天が筆頭となっているという他、これといった性質が不明である。むしろ、各大王自身ではなく、各方位と眷属となる畜生系の神獣の方が、その性質を特徴づけている。 東 西 南 北 大王 持国 広目 増長 毘沙門 神獣 ガンダルヴァ ナーガ クンバンダ ヤッカ 一方、四大元素はパーリ仏教(古代インド世界)でも西方世界と共通する概念でありながら、四大王や方位との関連付けは定かではない。 西方の四大天使の場合 四大天使の場合は、四大元素との関連付けがかなり明確である。 従来説(不正確) 東 西 南 北 天使 ラファエル ガブリエル ミカエル ウリエル 元素 風 水 火 地 天使の場合、四大元素と天使の間の関連付けは分りやすいのだが、逆に、元素と方位(または天使と方位)の関連付けが、多分に疑問が残るのである。 どう考えても、火と水、風と地が対置する元素のはずであり、それを方位に反映するのであれば、それらが対置するような方位に配するべきだと思うのである。つまり、火を南のまま水を北に配するか、水を西のまま火を東に配するか、のどちらかである。 結論から述べると、後者が正解になると思う。 修正後 東 西 南 北 天使 ミカエル ガブリエル ラファエル ウリエル 元素 火 水 風 地 理由としては、西が水と関連する方位とすることは、東洋(仏教・ヒンドゥ教・中国)世界とも共通する発想だからである。仏教・ヒンドゥ教ではナーガ(龍神=水神)や弁財天と関連付けられ、中国では西王母と関連付けられ、水の元素を司るガブリエルとの相性は非常に良い。 つまり、西=水を固定して、それに対置するよう