AquaSKK

Mac で SKK と言えば、AquaSKK (4.7.4)

OS 側の完璧な設定方法は次の通り:

設定 > キーボード > 入力ソース

入力ソースの設定

1. 英語は [@] ASCII を追加
2. 日本語は [ア] カタカナ、[あ] ひらかな、[英] 全角英数、[カナ] 半角カナ、[あ] 日本語(※1)を追加(※2)
3. ABC を削除

本当は削除したいのだが、以前の macOS ではできたが、Big Sur ではできないようだ。

4. [あ] 日本語 を削除

macOS 標準の旧ことえり系はローマ字入力もかな入力もすべて削除可能。

5. 以上で(英語を除いて)SKK のみの入力モード間での切り替えとなる。

※1 [A] ABC は macOS デフォルトの英語用キーボード

※2 AquaSKK 統合は選択しない

その他

  • メニューバーに入力メニューを表示:ON(設定 > キーボード > 入力ソース)
  • caps lock ⇄ control の入替:「設定 > キーボード > キーボード」の右下の「修飾キー」において設定
  • 入力ソースの切り替えショートカットキー:デフォルト(Control + Space)(設定 > キーボード > ショートカット)
  • 文頭を自動的に大文字にする:OFF(設定 > キーボード > ユーザ辞書)

辞書ファイルの管理

普通に辞書登録していってもいいのだが、この場合はユーザー辞書(~/Library/Application Support/AquaSKK/skk-jisyo.utf8)に蓄積されてしまう。ユーザー辞書は、過去の変換実績からの変換候補の表示順序のデータを記憶することが本来の目的であり、純粋な辞書ファイルとしては、未整理で見辛い。

そこで、自前の辞書ファイル ~/.skk-jisyo(テキストファイル)に手動でエントリーを追加することにしている。Aqua-SKK の環境設定のデフォルトではこのファイルの辞書の種類は EUC-JP になっているので、UTF-8 に変更している。

自前で辞書ファイルを作成・編集する場合に、フォーマットは、各エントリーが「ひらがな /平仮名/」という形で、さらに、「;; okuri-ari entries.」「;; okuri-nasi entries.」によるカテゴリー分けは必要なので、そこには注意する:

;; okuri-ari entries.
よi /良/酔/善/
;; okuri-nasi entries.
かんじ /漢字/

その他、

  • ユーザー辞書に誤登録された漢字を削除 → Shift + x で yes/no で yes をタイプ
  • 通常のユーザー辞書登録時に、コピー&ペーストしようとしても、SKK の外側にコピーされてしまう → Ctrl + y でペースト

コメント

このブログの人気の投稿

OpenWrt での Wi-Fi 設定

シークエンスパパとも 本物の霊能力

シークエンスパパともの先見の明