霊が降りて来る女性の真相(シークエンスはやともの動画より)

  • 幽界インタビュアーと名乗る視聴者(動画の声の主だとすると男性?)
  • 幽界インタビュアー氏の友人の霊感体質の40代既婚女性。彼女は元々霊視的な霊感能力はあったが、それだけで、霊媒(憑依させて対話する)能力はなかった。
  • 幽界インタビュアー氏とその女性が一緒にいる時には、その女性はよく憑依状態になる。
  • 憑依された時の霊たちとの対話から情報を構築した結果、女性の魂には「窓」があるので、霊が見える。幽界インタビュアーの魂には「扉」があるので、その扉を使って生者(この場合、近くにいるその霊感女性)に入り込んで(憑依して)話すことができる。

視聴者の文章をよく読んでみて、以上のような内容だと理解したが、シークエンスはやともは、ちょっと別の話に誤解しているような気がする。短い文章なので、分り辛いので仕方がないとも思う。

はやともは「窓」の意味を、憑依させる能力のように解しているのだが、僕は上記のように、普通に、「見える体質」のことを「窓」と表現しているに過ぎない気がした。一方、憑依は、この女性ではなく幽界インタビュアー氏の影響が原因だという話ではないかと。おそらく、相手がその女性でなくても、一定以上の霊感体質の人に対しては、幽界インタビュアー氏が側にいると、同様の現象が起りやすいのではないかと思う。幽界インタビュアー氏の能力は、言ってみれば、神社の神主などが、儀式などによって、他者を何らかの神霊に憑依させるような、そういった力である。「審神者さにわ」能力と言ったらいいだろうか。

紙に書いた刀の絵を燃やす

この話は典型的な道教などの「冥銭」(金銭を模した紙を燃やして死者に送る儀式)と呼ばれるものと同じ発想で、陰陽道から来ているものだろう。

同じことを刀についてやっているわけである。

しかし、ここで注意したいのは、これは我々物理次元に生きる者にとって、実際の刀を死者に与えずに代わりに紙で描いただけのもので済むから「安あがり」かというと、単純にそうでもないという点である。

物理次元と霊的次元の二重レイヤー視点で考えた時、霊的次元では確実に、実際の刀に匹敵する価値のものを、相手に与えているのである(cf. 「供物の味は失われる」)。中国の「冥婚」というものもあるが、物理次元の現世においては、単なるオママゴト的な儀式に過ぎないが、おそらく霊的次元では、キッチリと結婚に相応しいカルマ的な貸し借りは形成されるのではないかと思われる。

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