オカムロ?

「ニンゲンTV」の原田龍二(俳優)と阿部吉宏(降魔師)が、角由紀子(オカルト編集者)と対談する動画があり、その中で、「オカムロ」と呼ばれる都市伝説の妖怪の話が俎上に上り、そのうちの一体を阿部が捕獲して木彫りの像と木箱に封印したという。

どういうことかと思って、関連する動画を辿ったが、YouTube に露出しているものとしてはだいたい以下の流れのようになる。

  1. 2022-09-29 Dave Fromm Channel「オカムロさん」(04:33~14:18)角由紀子が都市伝説「オカムロ」と、それが映画化された経緯について語る。
  2. 2023-01-06 ニンゲンTV「こんな顔だった!降魔師・阿部が呪物を紐解く…都市伝説「オカムロさん」の顔を初公開」阿部吉宏がオカムロの一体を捕え、封印したものを、角由紀子に譲渡する。
  3. 2023-04-18 家田荘子ちゃんねる「オカムロさん⁉【角由紀子】のヤバイ話」角は、後にオカムロを脱走させてしまったと家田荘子に告白する。

角由紀子という人は、「オカルトクイーン」の異名を持つ、オカルトメディア界で絶大な人気を誇る女性だが、「オカムロ」にしても、「ヨコザワプロダクションの白い手」にしても、映画化と絡んだ絶妙なタイミングで話題を世間に紹介する立ち回りをしているので、個人的に、「オカムロ」についても、信憑性の点では、少々眉唾ではあると思う。

とはいえ、僕が高評価している降魔師・阿部吉宏が、「オカムロ」と「白い手」に関して、上掲の角由紀子との対談(「白い手」は対談の後編で取り上げられている)では、意外なほどに肯定的であり、まあ、セールス・トークの面はあるとは思うが、多少「阿部さん、ちょっとピュアすぎるのでは?」と心配になる件である。

それは於くとして、阿部は、角のオカムロに関する Dave Fromm Channel での話を視聴して、都市伝説の内容の通り、その日のうちに自分の所にもオカムロが到来することを予感し、すぐに準備を整えたという。彼は降魔師としての技能を駆使し、出現した一体のオカムロを捕え、木彫りの彫刻と木箱に封印した。それは、二頭身の頭でっかちなコケシのような姿だったという。

僕は、「オカムロ」という名称にどこか記憶にひっかかるものがあり、たしか、昔の少女の髪型が「禿かぶろ」と言ったのではないかという憶えがあった。それで「大禿おおかぶろ」というキーワードで調べてみたら、ドンピシャリで、鳥山石燕の妖怪画集『今昔画図続百鬼』に描かれていると Wikipedia にあった。

阿部は、「オカムロ、オカムロ、オカムロ」と言って追い払う以外に、「花魁が来る」と言う方法もあると述べている。この説からすると、遊女(花魁)の付き人であった見習いの少女である「禿」との関連性を裏付けていると言えるだろう。また、阿部のオカムロの彫刻も、おかっぱの少女の顔である。

一方で、Wikipedia には「大かむろ」に関する記述もある。この妖怪(大首)を「大かむろ」と呼ぶのは、水木しげるがルーツらしいが、おそらく「おおかぶろ」の方と名称が混同されたのだろう。大首については、「外で物音を立てて、戸を開けるといきなり姿を現して人を驚かせる」とされており、この説明は、阿部のオカムロの説明に合致する。

つまり、阿部の捕えた妖怪オカムロは、その姿は(水木しげるが名称を混同した)本来のルーツである「大禿」と結び付くものであり、生態としては「大かむろ」に合致していることがわかる。

まあ、これらのものが、角由紀子が Dave Fromm Channel で紹介していた少女向けのオカルト図鑑で「オカムロ」として紹介されていたもののルーツであろうことは間違いないだろう。

果たして、僕の所にもオカムロは来るのか?

僕はこの時(昨日 2023-09-17)が「オカムロ」の都市伝説の初耳だったので、夜、期待しながら就寝した。

まず、角由紀子が阿部の捕えたオカムロの個体を脱走させてしまったと述べているし(阿部は箱を壊してしまわなければ、戻せば ok だと言っているが)、そもそも阿部が捕えたのもあくまでもそのうちの一個体に過ぎないわけである。

そもそも、僕には阿部のような降魔師の能力も技術・知識もないので、オカムロが来たとしても、封印する手段はない。とはいえ、「オカムロ」を 3 回唱えて追い払うというのも芸がなさすぎる気がしたので、力ずくで屈服させられないかどうか、試してみたいと思っていた。

結果

夜中、2 時過ぎ、まどろんでいたら、(夢うつつの中で)何か、黒い影のヤジロベーのようなものが、腕をぶるぶるさせた感じのもの(大きさは犬猫程度のもの)が窓の外から迫ってきたので、「来たな!」と思って間髪を入れずに、捕まえた。

そのままグシャっと握り潰してもよかったのだが、純粋な悪意の塊のような妖怪とはいえ、殺生するわけにもいかないので、窓の外のバルコニーに押さえ付けたまま、しばらく慈悲の瞑想の波動を照射して、外の道路の下水道の中に捨てた。

以上、あくまでも、夢うつつの中での話。現実的にどうなのか、霊能力者でもない自分には、判別できない。

ヴィジョン

3 時過ぎ、眠っていたら、ヴィジョンが浮かんだ。砂かけ婆のような顔をした(少?)女の顔だった。サイズはやはり小さい犬猫程度のそれ。オカムロと関係はあるのだろうか?

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