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11月, 2025の投稿を表示しています

日経 225 と JPX 日経 400 構成銘柄の比較表

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日経 225 (N225)と JPX 日経 400 (N400)の構成銘柄の違いについて、比較表にしてまとめてみた。N400 の方が総数が多いので必然的に「N400 のみ」という銘柄が存在するのは不思議ではないが、一方でたまに「N225 のみ」というもの(ex. 楽天、武田薬品、資生堂、JR東日本など)も存在するので、パッと見で把握できるようにしたいと思った次第。 もちろん、TOPIX 系の指数としては JPX 日経 400 の他にも、 先物 の対象となっている指数が TOPIX ( Core30 )・ JPX プライム 150 も存在するが、いずれも 東証プライム市場指数 (スタンダード市場・グロース市場を除外した構成銘柄群)の動きとほとんど同じ(時価総額加重平均の結果、瑣末な中小型株の構成銘柄による差が出にくい)。なので TOPIX 系の代表として、日経との共同指数である JPX 日経 400 を選んでいる。 ちなみに、パフォーマンス面からすると、TOPIX に対して JPX 日経 400 はほとんど優位性がないようだ 註 1 。はっきりと優位性があるのは、TOPIX の上位銘柄群である Core30 や 100(= Core30 + Large70)のあたり。 註 2 # N225 N400 名称 1332 ✅ ✅ ニッスイ 1414 ✅ ショーボンド 1419 ✅ タマホーム 1518 ✅ 三井松島 1605 ✅ ✅ INPEX 1662 ✅ 石油資源開発 1719 ✅ 安藤・間 1721 ✅ ✅ コムシス 1801 ✅ ✅ 大成建設 1802 ✅ ✅ 大林組 1803 ✅ 清水建設 1808 ✅ ✅ 長谷工 1812 ✅ ✅ 鹿島建設 1878 ✅ 大東建託 1911 ✅ 住友林業 1925 ✅ ✅ 大和ハウス 1928 ✅ ✅ 積水ハウス 1942 ✅ 関電工 1951 ✅ エクシオ 1959 ✅ 九電工 1963 ✅ 日揮 1969 ✅ 高砂熱学 2002 ✅ 日清製粉 2124 ✅ JACリクルートメント 2127 ✅ 日本M&Aセンター 2154 ✅ オープンアップ 2168 ✅ パソナ 2181 ✅ パーソル 2201 ✅ 森永製菓 2222 ✅ 寿スピ...

天井からの幽体X

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トクモリザウルスのヤースーが紹介する視聴者の投稿エピソード。父親が山で時折マムシを獲って(駆除して?)臨時収入を得ていた。ある時、道に飛び出てきたマムシの頭を車で轢き殺して捕獲したが、それを機に、その轢き殺したマムシに憑依されたような状態になり、自分から他の車の前に飛び出して危うく轢き殺されそうな行動を取ったという。地元では、山の主のマムシを轢き殺すと、殺した人間もマムシの呪いで轢き殺される、という俗信があったのだという。そんなわけで、「動物の呪い」というものはあるのだなあ、というエピソード。 霊視能力のあるヤースーは、彼自身の個人的な経験からすると(彼はペットでもせいぜい数週間で成仏してしまうと言っており)、動物が怨霊となって取り憑くという状況はあまり考えにくいと話すが「こういうエピソードを聞くとこれはこれでありうるのかな」と話して締め括っている。 僕の考察としては、そもそも「誰かが他の誰かを呪う」という発想は、人間同士の話であり、動物に対してもこの思考を適用しようとするのは、人間側の愚かなエゴ的な思考回路である。つまり、動物を殺した人間側のやましい精神(罪悪感)が、勝手に「(相手が)恨んでいる」という他責的なストーリーを作り上げているのだと思う。多分、殺された蛇(マムシ)の側は、とっとと転生して次の生に旅立っていると思う。相手の動物が恨んでいるのではなくて、結局は、動物に酷いことをした人間の側が、自らの殺生カルマの報いを受けているだけである。 だが、日本の伝統的な宗教やスピリチュアル業界においては、このような、動物霊やその禍々しい呪術的な現象は比較的まことしやかに語り継がれていて、特に、中国の道教的な呪術がルーツで陰陽道という形で日本に入ってきて定着している、犬神や蠱毒などの邪法が存在する。上述のエピソードの轢き殺されたマムシの〝呪い〟のような現象を、犬を虐待して殺すことで意図的に作り出そうという、悪趣味極まりない真似が犬神などの呪術なわけである。 さて、僕としては、こういう現象は現象としてはある程度「ありうる」とはヤースー同様、認めるものの、「動物が怨み呪う」という発想は考えるべきではないと思う。そして、具体的にはこの現象に対する説明は、「アストラル的なもの」という表現でメカニズムについての説明もできると思う。「動物が怨み呪う」などというメカニ...

エミン・ユルマズ 2026 年投資戦略

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楽天証券のイベントにおける講演: 金融相場と業績相場 :現状は金融相場が過剰に続いている状況 鉄鋼セクター・化学セクター・機械セクターに注目 :今期に対する来期の業績の改善度合いが大きく、自己資本比率の高く(50% 以上)財務健全な(借金が少ない)企業で、テクニカル的に長期(月足)低迷で陽線が 1、2 本発生したばかりの反発の兆しが見えてきたもの。 日経平均は 5 万円ステージ(40000 ~ 52000)のレンジ :さらにこのままストレートに 6 万を目指して行くことはないだろう。4 万円の底値を固めるステージがしばらく続く。ユルマズ氏がセクター選好で出遅れ好業績銘柄を逆張りしようとする理由はそういうことのようだ。 新 NISA ブームかと思いきや、統計データによると、日本人の家計の金融資産の現預金率はここ 1 年で 0.1% しか減少していない :インフレによる通貨価値の毀損・希薄化がどんどん進むのに、まだほとんどの人が現預金のまま放置し続けている。投資ブーム(大衆の株式相場への資金シフト)はまだ実際には始まっていない。まだまだ圧倒的に先行者利益にあずかれる状況。

さらばミソカ──また一つ阿部吉宏劇場の伏線が回収される

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先日(2025-11-07)のニンゲンTVにおいて、ミソカの仇である悪霊の最後の一人が退治された。これでミソカに関する伏線がめでたく回収されたことになる。 新人 AD 倉田ガルバの体内に秘密裏に憑依していた悪霊を〝泳がせ〟ていたような形で、その誘いに乗って廃ホテルの屋上に行った降魔師の阿部であったが、原田龍二が倉田ガルバの身体を確保した状態で、除霊を決行し、ミソカの宿敵であったその悪霊を退治することに成功。 どす黒い瘴気を漏らしながら悶え苦しむガルバ このようにしてついに、ミソカの悲願が達成されたのだった。 ミソカを胸に当て、感無量の阿部 ミソカと抱き合って感慨に浸っている阿部の壮大な心霊ドラマ劇場を尻目に、相変らずトンチンカンというか鈍感な反応を見せている原田や天野Dだったが、これで降魔師阿部吉宏を巡るドラマは(座敷童みやこも既に上仏済みであり)、原田頼みの六部(比叡山)に関する伏線を残して、全て回収されたことを意味する。

Dr. マシリト(週刊少年ジャンプの鳥嶋・元編集長)の自伝本

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発刊後半年弱にしてようやく図書館での予約順が巡ってきた Dr. マシリト(週刊少年ジャンプの鳥嶋・元編集長)の自伝本『 ボツ 』(別の編集者による彼へのインタビューが元になっているが、著者は鳥嶋氏名義となっているので他伝ではなく彼公認の自伝と言える)を読んだ。 要するに、鳥嶋さんが週刊少年ジャンプにおいて行ってきたことは、週刊少年ジャンプを「小中学生(男子)の子供向け」として定義づけ、そのターゲットである子供読者のニーズを汲むことを徹底したことだろう。そのニーズを汲んだ方向性に漫画家を走らせること。漫画家本人の好みと合う合わないではなく、そこはビジネスとして、である。講談社の週刊少年マガジンではなく、小学館の月刊コロコロコミックの方を向くべし、である。そんな鳥嶋さんに言わせると、今のジャンプの『ONE PIECE』は群像劇だったりと、彼の考える子供向けジャンプ漫画としては邪道だという。本物の小中学生である子供向けのわかり易さではなく、精神的に大人になれないアダルトチルドレンのためのチャイルドプレイ的な読者向けだという話。だから、『ドラゴンボール』のような国境を超えて国外でもヒットするような作品になることができないのだ、と。 まあ、良くも悪くも鳥嶋さんの今のジャンプに関する評はその通りでもあるのだが、少子高齢化でターゲット読者となるべき本物の小中学生人口が減っている状況では、「子供のフリをした汚れた心を持つ大人たち」的な読者をターゲットとしたのがビジネス的には正解で、ポスト鳥嶋時代のジャンプの編集方針としてはそれはそれで間違ってはいなかったことにもなる。 その「小中学生の子供向け」というのは結局「キャラクター > ストーリー」だったり「非群像劇」ということになるようだ。要するに MCU(ディズニー映画のマーベル・スーパーヒーローもの系)と同じノリの精神的に幼稚な視聴者向けの作品群と同じテイストのもの(キャラクターが入り混って暴れ回ることが主で、ストーリー性は取って付けたもの)である。ビジネス手法としてはディズニー映画よりもジャンプ漫画の方がずっと時代的に先行していたことになる。 人気 1 位の『北斗の拳』を徹底的に研究 ──たしかにキャラクターが強くなって魅力的になれば、読者はそのキャラの動向が気になるというわけですね。しかし、順位が十...