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11月, 2025の投稿を表示しています

伊藤園(2593)の発行済株式数

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伊藤園の PER・PBR・利回り等について、多くの専門情報サイトが、プロの大企業であるにも関わらず、無茶苦茶いい加減な間違った情報を掲載していることは 既に指摘した 。僕の推理では、伊藤園はソフトバンク、インフロニアと並んで、4000 弱存在する全上場銘柄の中では珍しい、普通株以外に 優先株 を並立して上場している銘柄であり、それが災いして、多くの専門情報サイトの開発・運営者が、株式市場に関係するプロなのに、そこの知見が素人同然だと、よくわからないまま杜撰なやっつけ仕事で処理しているのが原因ではないのか、ということであった。 先日、伊藤園同様に、普通株に加えて優先株等(社債型種類株式)を 2 銘柄上場しているソフトバンク(9434)についても、同じ事態が発生しており、 不正な発行済株式数が堂々と掲載されている件 についてまとめた。そこで再度伊藤園に戻ってきて、伊藤園も発行済株式数に関して不正な情報が出回っている件についてまとめる。 伊藤園の発行済株式数(2025-04-30) 会社の 2025 年 4 月期末の 決算短信 に掲載されている 2025-06-02 時点の(要するに前期における)情報 普通株式:85,212,380 株 第1種優先株式:32,246,962 株 伊藤園の発行済株式数として各所で掲載されている情報(2025-11-27 時点掲載のもの) 伊藤園 IR 公式 9/1 の決算短信 (要するに正解):85,212,380 株(2026 年 4 月期 1Q)。優先株も 32,246,962 で前期末から変動なし。 Fisco :85,212 千株 株探 :85,212,380 株 楽天証券 :85,212,380 株(トムソン・ロイターの子会社 Refinitiv による情報提供) Yahoo! ファイナンス :85,212,380 株 日本経済新聞 :85,212,380 株 日本証券取引所( JPX ):117,459,342 株(日経の子会社 QUICK による情報提供)。優先株は 32,246,962 株。 SBI 証券(ログイン必要):HyperSBI 85,212 千株(東洋経済 会社四季報 7/31 85,212 千株) Fisco・株探・楽天証...

疑わしき移動平均の有効性

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日本のテクニカル分析では最もメジャーな概念が移動平均線だと思うが、理系の僕は昔から一定の不信感を抱いている。 ところで、先週末の木曜日(2025-11-20)、事前に警戒され注目を集めていた NVIDIA の好決算を受けた日本株市場の反騰があり、たまたま僕がウォッチしている 3 名の株式投資系 YouTuber 全員が、同日の N225(日経平均)のチャートについてテクニカルなコメントをしていた。 まず、草食系投資家ろっく氏の動画が、この動画においては N225 のチャートのテクニカル分析そのものをテーマとしていただけあって一番詳細かつ丁寧な解説となっている。 5 万円の節目がサポートからレジスタンスに転換 移動平均線(おそらく 25 日だろう)もサポートからレジスタンスに転換 対して、米国キャリアの投資 ch げんたろう氏 註 1 註 2 は、「5 万円の節目を世界中の投資家が意識する(からサポート・レジスタンスになりやすい)」と述べるに留まり、移動平均については触れていない。(2:50~) 最後にひげづら株チャンネルのひげづら氏。「25 日移動平均で抵抗を受けていて心配」と述べている。(11:02~) 彼ら 3 名、特にろっく氏とひげづら氏の動画を見ていて、自分の見ているチャートとの印象の違いに気付いた。 彼らの(25 日の)移動平均線は今や 支持 サポート から 抵抗 レジスタンス へと転換しつつあることを示しているわけだが…… 一方の僕のチャートでは、移動平均がむしろ、最近の下落での反発する底を形成した支持を見事に表現していたのである! (僕のオリジナルチャート。ただし、YouTuber 3 氏のチャートとは違い、2025-11-21 金曜日の足まで 1 本余分に含まれている点に留意) 何が違うのかというと、日本標準の 25 日移動平均に対して、中期線として 僕が愛用しているのは 20 日移動平均である という点が決定的な違いだろう。 註 3 例えばテスタ氏も「25 日移動平均は、意識する人が多いから、結構有効」という趣旨の発言をしているのを、切り抜き動画などを含めて頻見して知っているが 註 4 、理系の僕としては、「それはそれで一つの理屈だけど、20 日の方がも...

天井からの幽体X

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トクモリザウルスのヤースーが紹介する視聴者の投稿エピソード。父親が山で時折マムシを獲って(駆除して?)臨時収入を得ていた。ある時、道に飛び出てきたマムシの頭を車で轢き殺して捕獲したが、それを機に、その轢き殺したマムシに憑依されたような状態になり、自分から他の車の前に飛び出して危うく轢き殺されそうな行動を取ったという。地元では、山の主のマムシを轢き殺すと、殺した人間もマムシの呪いで轢き殺される、という俗信があったのだという。そんなわけで、「動物の呪い」というものはあるのだなあ、というエピソード。 霊視能力のあるヤースーは、彼自身の個人的な経験からすると(彼はペットでもせいぜい数週間で成仏してしまうと言っており)、動物が怨霊となって取り憑くという状況はあまり考えにくいと話すが「こういうエピソードを聞くとこれはこれでありうるのかな」と話して締め括っている。 僕の考察としては、そもそも「誰かが他の誰かを呪う」という発想は、人間同士の話であり、動物に対してもこの思考を適用しようとするのは、人間側の愚かなエゴ的な思考回路である。つまり、動物を殺した人間側のやましい精神(罪悪感)が、勝手に「(相手が)恨んでいる」という他責的なストーリーを作り上げているのだと思う。多分、殺された蛇(マムシ)の側は、とっとと転生して次の生に旅立っていると思う。相手の動物が恨んでいるのではなくて、結局は、動物に酷いことをした人間の側が、自らの殺生カルマの報いを受けているだけである。 だが、日本の伝統的な宗教やスピリチュアル業界においては、このような、動物霊やその禍々しい呪術的な現象は比較的まことしやかに語り継がれていて、特に、中国の道教的な呪術がルーツで陰陽道という形で日本に入ってきて定着している、犬神や蠱毒などの邪法が存在する。上述のエピソードの轢き殺されたマムシの〝呪い〟のような現象を、犬を虐待して殺すことで意図的に作り出そうという、悪趣味極まりない真似が犬神などの呪術なわけである。 さて、僕としては、こういう現象は現象としてはある程度「ありうる」とはヤースー同様、認めるものの、「動物が怨み呪う」という発想は考えるべきではないと思う。そして、具体的にはこの現象に対する説明は、「アストラル的なもの」という表現でメカニズムについての説明もできると思う。「動物が怨み呪う」などというメカニ...

エミン・ユルマズ 2026 年投資戦略

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楽天証券のイベントにおける講演: 金融相場と業績相場 :現状は金融相場が過剰に続いている状況 鉄鋼セクター・化学セクター・機械セクターに注目 :今期に対する来期の業績の改善度合いが大きく、自己資本比率の高く(50% 以上)財務健全な(借金が少ない)企業で、テクニカル的に長期(月足)低迷で陽線が 1、2 本発生したばかりの反発の兆しが見えてきたもの。 日経平均は 5 万円ステージ(40000 ~ 52000)のレンジ :さらにこのままストレートに 6 万を目指して行くことはないだろう。4 万円の底値を固めるステージがしばらく続く。ユルマズ氏がセクター選好で出遅れ好業績銘柄を逆張りしようとする理由はそういうことのようだ。 新 NISA ブームかと思いきや、統計データによると、日本人の家計の金融資産の現預金率はここ 1 年で 0.1% しか減少していない :インフレによる通貨価値の毀損・希薄化がどんどん進むのに、まだほとんどの人が現預金のまま放置し続けている。投資ブーム(大衆の株式相場への資金シフト)はまだ実際には始まっていない。まだまだ圧倒的に先行者利益にあずかれる状況。

さらばミソカ──また一つ阿部吉宏劇場の伏線が回収される

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先日(2025-11-07)のニンゲンTVにおいて、ミソカの仇である悪霊の最後の一人が退治された。これでミソカに関する伏線がめでたく回収されたことになる。 新人 AD 倉田ガルバの体内に秘密裏に憑依していた悪霊を〝泳がせ〟ていたような形で、その誘いに乗って廃ホテルの屋上に行った降魔師の阿部であったが、原田龍二が倉田ガルバの身体を確保した状態で、除霊を決行し、ミソカの宿敵であったその悪霊を退治することに成功。 どす黒い瘴気を漏らしながら悶え苦しむガルバ このようにしてついに、ミソカの悲願が達成されたのだった。 ミソカを胸に当て、感無量の阿部 ミソカと抱き合って感慨に浸っている阿部の壮大な心霊ドラマ劇場を尻目に、相変らずトンチンカンというか鈍感な反応を見せている原田や天野Dだったが、これで降魔師阿部吉宏を巡るドラマは(座敷童みやこも既に上仏済みであり)、原田頼みの六部(比叡山)に関する伏線を残して、全て回収されたことを意味する。

Dr. マシリト(週刊少年ジャンプの鳥嶋・元編集長)の自伝本

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発刊後半年弱にしてようやく図書館での予約順が巡ってきた Dr. マシリト(週刊少年ジャンプの鳥嶋・元編集長)の自伝本『 ボツ 』(別の編集者による彼へのインタビューが元になっているが、著者は鳥嶋氏名義となっているので他伝ではなく彼公認の自伝と言える)を読んだ。 要するに、鳥嶋さんが週刊少年ジャンプにおいて行ってきたことは、週刊少年ジャンプを「小中学生(男子)の子供向け」として定義づけ、そのターゲットである子供読者のニーズを汲むことを徹底したことだろう。そのニーズを汲んだ方向性に漫画家を走らせること。漫画家本人の好みと合う合わないではなく、そこはビジネスとして、である。講談社の週刊少年マガジンではなく、小学館の月刊コロコロコミックの方を向くべし、である。そんな鳥嶋さんに言わせると、今のジャンプの『ONE PIECE』は群像劇だったりと、彼の考える子供向けジャンプ漫画としては邪道だという。本物の小中学生である子供向けのわかり易さではなく、精神的に大人になれないアダルトチルドレンのためのチャイルドプレイ的な読者向けだという話。だから、『ドラゴンボール』のような国境を超えて国外でもヒットするような作品になることができないのだ、と。 まあ、良くも悪くも鳥嶋さんの今のジャンプに関する評はその通りでもあるのだが、少子高齢化でターゲット読者となるべき本物の小中学生人口が減っている状況では、「子供のフリをした汚れた心を持つ大人たち」的な読者をターゲットとしたのがビジネス的には正解で、ポスト鳥嶋時代のジャンプの編集方針としてはそれはそれで間違ってはいなかったことにもなる。 その「小中学生の子供向け」というのは結局「キャラクター > ストーリー」だったり「非群像劇」ということになるようだ。要するに MCU(ディズニー映画のマーベル・スーパーヒーローもの系)と同じノリの精神的に幼稚な視聴者向けの作品群と同じテイストのもの(キャラクターが入り混って暴れ回ることが主で、ストーリー性は取って付けたもの)である。ビジネス手法としてはディズニー映画よりもジャンプ漫画の方がずっと時代的に先行していたことになる。 人気 1 位の『北斗の拳』を徹底的に研究 ──たしかにキャラクターが強くなって魅力的になれば、読者はそのキャラの動向が気になるというわけですね。しかし、順位が十...