ニンゲンTVのヤバい心霊映像で気分が悪くなった……(その 1)

今日(2023-11-19)、ニンゲンTVの心霊スポット探索動画の一つを観ていて、少々気分が悪くなってきた……orz

詳細をブログにまとめるためには、説明のためにスクリーンキャプチャーした画像を提示する必要があるのだが、画像を編集する作業をするとまたぶり返してくるので、今晩はちょっと無理な感じ。日を変えて日中に作業するのがいいと思う。

一応、動画の概要欄には(おそらく降魔師の阿部吉宏による)「お祓い済み」であると書かれてはいる。

だが、いくら阿部さんだからといって、万能の御祓いが可能なわけはない。どんな人(例えば心理的に敏感な人)が観ても、何ら霊障が起らない御祓いの仕方などあるわけがない。例えば、怪談ばかりに触れていると、その人のその心の波動に合わせて、浮遊霊が寄ってくるというような考え方があるが、御祓いした動画を観た人が、その視聴行為によって、間接的にそういった霊的な方向に心のチャンネルを合わせてしまうようなことをも含めて、「御祓いをしたからにはどんな場合でも霊的に安全である」などという保証は、論理的に成り立たないだろう。

本来、心霊動画に対する御祓いの効果は、あくまでも直接、その心霊動画に映り込んでいる心霊本体とアクセスしてしまうことを防ぐものであって、その動画を観ることによる視聴者側の間接的な心の変化による影響までも保証しうるものではないはずだ(もしそんなことができるとしたら神レベルの力と言う他ない)。

その動画の中で、モロに心霊が映像として映り込んでいるシーンを 2 箇所見つけた。視聴中のある時点(1 箇所目の心霊を見つけた場所のあたり)で頭が痛くなり、また、後になって先程、2 箇所目に見つけた心霊のスクリーンキャプチャー画像を編集しようとしてその心霊をまじまじと見ていたら、気分が悪くなってきた。

さらには阿部さんも、動画の中で「ここは穢れが酷い」と言っていた。穢れだから、心霊とは違うので、御祓いの効果で心霊からの霊障は防げても、穢れが映像を通じて漏れ出すのは防げないのかもしれない。もちろん、阿部さんは対穢れ用の真言を唱えてはいたから、御祓いにあたっては、そういった真言を用いて行っている可能性はある。

しかし、視聴後になって検証のためコメント欄に全て目を通してみると、気分が悪くなったと訴えるコメントが多数あったので、僕だけではないことは確実だ。

阿部さんの(御祓いの)力不足だと言うつもりは毛頭ない。ともかくこれはそういった視聴者側の間接的な心理現象に属する物事であるか、御祓いで防ぎ切れない(本来の対象ではない)心霊以外の「穢れ」による影響のせいか、あとあまり考えたくはないのだが(とはいえ最初に僕はこれを考えてしまったのだが……)、僕ら一部の視聴者の側が、阿部さんの御祓いによる防御を勝手にくぐり抜けて、空間を超えて現地に霊的にアクセスしてしまっている可能性である。

  1. 視聴者側の間接的な心理現象:動画を視聴したことで、暗い雰囲気に影響されて、自らネガティブなものを招き寄せてしまっている
  2. 御祓いの対象外である「穢れ」に影響された
  3. 一部の視聴者の側が、空間を超えて現地に霊的にアクセスしてしまった

この撮影場所はかなりヤバそうな場所であったにもかかわらず、現地で急遽行くことに決まった場所ということで、複数箇所を巡る予定の今回の地方ロケの最初に寄った場所ということで、特に阿部さんは亡霊を浄霊するようなこともなくメンバーを除霊ケアしただけで現場をそそくさと後にしている。つまり、我々一部の視聴者が、霊的に空間を超えて現地にアクセスしてしまった場合、今なおその場にいる亡霊に出会ってしまうことになり、新たな霊障を発してしまうというわけである。要するに過去の動画の撮影時点での映像については安全であるが、その過去の映像を通じて、現在のその場所に心が飛んでしまうと、撮影時からそのまま野放しの霊にアクセスしてしまうことになるのである。

最近の新潟編では、原田龍二が、ロシア村で消耗したその体で次に訪れたロケ地の廃ラブホテルで亡霊に憑依されてピンチに陥った(参考:原田龍二の霊能の開眼のさせ方)。そのくらいでないと中々ピンチに陥らない、霊的な HP が人並外れた原田である。その原田が、この動画のロケ地に関しては、最初のまだ体力を全く消耗していない状態で臨んだにもかかわらず、一人検証をすぐにギブアップしてしまう。

最近のニンゲンTVの女性メンバー加入問題に対する僕の疑問とも関連しているが、ニンゲンTVは欲張って一回の地方ロケで何箇所も回ろうとするのも、どうかと思う。今回の動画の最初に訪れた心霊スポットでも、十分にたっぷりと撮影を行う余地はあったのではないか。阿部さんが浄霊なども行ったりと、たっぷりと一箇所を時間をかけて丁寧に撮影するスタンスに変更するべきではないのか。そもそも、他の人気があって成功している心霊スポット系 YouTuber(ニンゲンTVともコラボしたことのあるダラシメンや Mtv)が、一箇所を一晩かけて〝ダラっ〟と撮影しているのだ。日本人のパックツアー海外観光のように、限られた時間内にできるだけ数多く詰め込んでアチコチを巡ってやろうという、心の貧しい人向けのやり方は、放送免許に守られチャンネル数(選択肢)の限られた地上波のテレビ業界では通用する感覚かもしれないが、YouTube は無数のチャンネルという選択肢があるわけだ。


とりあえず、詳細な検証記事は、次の機会に作成することにするが、どの動画かということだけは最後に明かしておくと、山形(2 度目)の「廃ラブホテル」の回である:

(👉 後日作成した検証記事

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